暑い日には、汗腺が活発になり脇汗が気になるでしょう。
ワキガ体質でなくとも、脇汗悩みを抱えている人は少なくないのです。
そこで開発された脇汗パッドは、今や、夏の必需アイテムという人もたくさんいますね。
ですが、特殊なニオイを放つワキガ体質の人にも脇汗パッドは必要なのでしょうか?
ワキガの人が脇汗パッドを使用するメリット、デメリットを交えてまとめています。
脇汗パッドとはどのようなアイテム?
脇汗パッドは服に汗が浸透して衣服に汗シミができないように、汗を吸収してくれるものです。
衣服と脇の下のクッション役を果たすため、お気に入りの衣類に黄ジミなどを発生しにくくしてくれるでしょう。
ドラックストアなどに行けば、使い捨ての貼るタイプが陳列されている事が多いです。
ワキガ体質が脇汗パッドを使用した時のメリット、デメリット
ワキガの人は、多汗症状も併発している場合があるため、ニオイと汗ジミを抑える努力が必要となります。
とくに、ワキガの場合、アポクリン汗腺から出る汗が脂肪、糖質、たんぱく質などが混じりあう粘りが特徴の汗をかくため、衣服への黄ばみ沈着が目立ちやすくなるでしょう。
メリット
- まめに取り替えることが可能ならば、服への黄ばみを防ぐ事ができる
- 黄ばみの発生した衣類を漂白しなくてもよくなる
- クリーニング店での特殊加工汗じみ対策に出さなくてもよくなる
デメリット
- 脇汗パッドはシール状、ビニール材質を使用しているものが多く、特殊な臭いの溜まり場となってしまう
- 多汗症も併発していれば、パッドへ染み込む量が増えて、すぐにべちゃべちゃになる
まめにパッドを取り替える事がポイント!
こうして、メリット、デメリットを考えた時にまめにパッドを取り替える事ができれば、ワキガ体質でも使用したほうが良いです。
なぜなら、ワキガ特有の黄ばみは1度ついてしまうと、漂白を念入りにしてもなかなか頑固でとれないからです。
誰かに服を貸したり、近くで見られたりする事があれば尚更でしょう。
ですが、これはマメに取り替える事ができる人だけです。
1日に1回も脇汗パッドを取り替えられないくらい忙しい人には向いていません。
脇汗パッドにたくさんの汗が溜まり余計にワキガ臭をひどくさせてしまうからです。
ワキガの人が脇汗パッドを利用する場合、こうしたメリット、デメリットを踏まえて継続すべきです。
脇汗パッドを使うならこんな種類が!
脇汗パッドと言っても様々な材質や機能を持っています。
自分にぴったりの脇汗パットをセレクトしたいものですね。
使い捨て脇汗パッド
使い捨てのパットは、脇汗パッドの王道と言えるでしょう。
30枚以上入ったものが多く、汚れたら捨てるという簡単さと衛生面も充実しています。
布製脇汗パッド
布製で洗濯をして何度も使用できるタイプでコスパ的にも優れていますが、何度も使用していると繊維に汗が染み込みやすくなるため、使いこなすうちに漂白などが必要になります
貼るタイプの脇汗パッド
テープ状になっていて、自分の脇に合わせてテーピングや絆創膏をイメージさせる脇汗パッドです。
元から皮膚がかぶれやすかったり、敏感肌の人は使用しないほうが良いででしょう。
まとめ
ワキガ体質でも、脇汗パッドが利用できるのは、頻繁に取り替えができて、アポクリン汗腺から出る特殊な臭いの温床を作らない事ができる人でしょう。
また、様々な使い捨て脇汗パッドがある中で、一番取り替えやすく、清潔感を維持できる使い捨て脇汗パッドに軍配が上がるでしょう。
もちろん、脇汗パッドでもワキガのニオイを消臭することはできませんので、ニオイを消すには制汗剤などの使用を忘れないようにしましょう。