エレベーターや電車などの密室に入った際に、ふと鼻につく自分の臭い。
汗をかいている時など特に、自分で気が付くほどのにおいだと、周りの人がどう思ってるのか、気になってしょうがないですよね。
あまりにも臭いが気になりすぎて、外出をしてもエレベーターや個室などの密室を意識的に避けてしまうというときもあるくらい、ワキガはライフスタイルさえ変えてしまう厄介なものです。
そんな、ワキガを突貫的にケアする方法として聞いたことがあるのが、ベビーパウダーです。
どうしてベビーパウダーを使うとワキガをケアすることが出来るかもしれないのか？
その理由は、ベビーパウダーが持つある特徴にあるようです。
ベビーパウダーがわきがに効果的かもしれない理由を調べてみました。
ワキガはどうして発生するの？どうすれば治る？
そもそもワキガや、普段は気にならない人でも暑い夏などは脇からの匂いが出てしまう原因は、
■アポクリン汗腺からの分泌液が増える
■その分泌液を雑菌がつき、分解されて、悪臭になってしまうから…
と言われています。
つまり、わきの下から分泌液をおさえるか、雑菌をなくせば、ワキガは軽減されるということですね。
外出先で脇の雑菌を全て無くすことは難しいのですが、ワキガ臭を抑えるためには、この分泌液をどうにかする必要があります。
ベビーパウダーが効果的な理由は“サラサラ効果”！
ベビーパウダーは、ワキガを直接治すわけではなさそうです。
けれど、匂いの拡散を押さえるためにベビーパウダーが有効・効果的かもしれないんです。
それはなぜか！
ベビーパウダーには「さらさら効果」があるからなのです。
たいていの赤ちゃんはわきがではないと思いますが、大半の赤ちゃんは汗をたくさんかきます。
ベビーパウダーは赤ちゃんの汗取りや、子供や大人の「あせも」の治療などに使われます。
汗取り。
汗をかいてべたつく部分にベビーパウダーを塗ることでサラサラになり、余分な水分を除去することができるため、あせもが改善される、というわけです。
ですから、わきの下にベビーパウダーを使うことで、わきの下からでる特殊な分泌液を除去し、サラサラに保ってくれるかも。
わきがの原因となる分泌液そのものを除去はしませんが、上手く臭いを抑えてくれる効果が期待できそうです。
臭いが抑えられるのは一時的なもの？根本的な解消法と合わせて利用しましょう
ベビーパウダーをわきの下に使う！
汗や分泌物を抑えこんで、結果、わきがの臭いは抑えられそうですが、これはあくまでも突貫的な方法です。
塗った直後はさらさらと心地よく、ふんわり良い香りがしたり、いいことづくめですが、消臭効果や、強い殺菌能力があるわけではありません。
時間が経つにつれて、また匂いが出てしまうかもしれませんし、何回も塗り重ねると、それはそれで異臭の元になりかねません。
けれど、ベビーパウダーは、もともと赤ちゃんに使うものですから、お肌が弱くて、市販のスプレーや制汗剤を使えない方には、「こまめにわきを拭いて清潔にし」ベビーパウダーをはたきなおす、の方法が強い味方になるかもしれません。
あくまでも「抑える効果」しかのぞめないこと、ふき取らずに何回もはたくのはお勧めではないこと、をふまえて、出先ケアのひとつにいかがでしょうか。
ご参考になれば、嬉しいです。
