自分の体のにおいが気になるという男性の中でも、特に陰部のわきが臭に悩む、いわゆるすそわきがを気にしている人がいます。
すそわきがも、腋臭と同様で、自分では気になるけれど、人に確認しづらい悩みだと思います。
多くの男性が悩むすそわきがのにおい対策として、ベストな方法とはどのような方法なのでしょうか。
すそわきがの原因はアポクリン汗腺？
すそわきがは、アポクリン汗腺から分泌される下半身の汗の成分が、皮膚上で雑菌と混ざりあって起こると言われています。
要するに、わきがと仕組みは同じで、ニオイの質も近いです。
ただ、脇の下よりも条件は悪いです。
まず、その匂いが尿のにおいと混じってしまうこと。
さらに、下半身は下着で覆われていて通気性が悪いこと。
そうなると下着についた尿が雑菌と湿気を呼び、ますますニオイが発生しやすくなるのです。
粘り気があって、ベタベタした汗をかく場合にすそからのにおいになりやすいのではないでしょうか。
わきがであれば、まずは、自分に合った皮膚かぶれしにくいデオドラント剤を使用したり、人によっては手術でアポクリン汗腺を取り除くことを考えるかもしれませんが、
すそがデリケートな部分なので、も事をすぐに考えがちですが、すそがは、デリケートな部位なので、実際に手術となると、様々な迷いが生じてしまいます。
男性のすそわきが、どのようにして把握すべき？
元から、わきがの兆候があれば、すそわきがリスクは高まります。
自分が、すそわきがかどうかは、1日履いたパンツを脱いだときに、そっとニオイをかいでみましょう。
ほんのりでもワキガ臭がするようならば、すそわきがだと思って間違いないのです。
また、白いブリーフに黄色い汗ジミのような黄ばみがあれば、なおさらすそがの可能性は高いでしょう。
こんな兆候のある人は要注意！
- 耳垢が粘っこい
- 白い下着に黄色いシミができる
- パンツを下げた時に、陰部周辺からわきがと同じニオイがする
- わきがや、すそがの家系である
- 陰部や脇毛などが剛毛
これらの兆候は、わきが体質の人とほぼ一緒で、わきがとすそわきがは併発してしまうと考えて、どちらのケアもすべきでしょう。
どちらのケアもできるクリームなどがあるため、それをバスタイム後につけてあげると効果的です。
すそわきが、男性が気をつけるべき事とは！？
男女交際がスタートする頃
男女交際がスタートする時期には、交際相手と至近距離で接近する事が多くなるでしょう。そんな時、わきがだけでなく、すそわきがも気にしなくてはならないため、デオドラントの準備はしっかりしましょう。
また、恋愛、結婚とスムーズにいけば、子作りなど自然な流れになるでしょう。
すそがで雰囲気を台無しにしたり、相手に不快な思いをさせる事もあるため、ロマンティックな大切なシーンにこそエチケットに気をつけたいものです。
用をたすとき…
すそわきがの人は、トイレの後にニオイを残す事があるそうです。
男性の場合、女性と違い小便の時は個室でないため、用をたした後に、すそわきがのニオイを残しやすいとも言えるでしょう。
こうした事を見据えながら、すそわきがのデオドラントにも励みたいものです。
通気性の良い下着は必須！
男性のわきがの場合、通気性の良い綿素材を選びましょう。
また、ピッちりしたブリーフよりかは、ゆとりのあるトランクスのほうが汗が蒸れずに、雑菌の温床になりません。
また、すそわきがの黄ジミが目立たないように、柄ものや濃いめのカラーをセレクトすると良いですね。
万が一、パンツにもすそわきが特有のシミができているようならば、酵素系洗剤につけおきするなどして、洗濯に一手間かけましょう。
デリケートゾーンの脱毛するべき？
わきがでも、すそわきがでも、ムダ毛ゾーンにニオイが発生します。
ムダ毛は、菌が増殖する最高のスポットですから、ムダ毛の処理をしておいたほうが、ニオイをひどくすることはないのです。
ですが、女性の脱毛意識とは違い、男性の脱毛意識は殆どありません。
ムダ毛をはやしっぱなしという事が殆どでしょう。
ですから、余計にすそわきがのニオイをエスカレートさせてしまうのです。
もし、あまりにも剛毛で、雑菌が繁殖しやすいような毛質や毛量であれば、違和感のない程度に、アンダーヘアをカットするのも良いでしょう。
男性のすそわきがは、ワキガ対策と共通
アポクリン汗腺が原因となるすそわきがとワキガは、原因が同じことから対策もほぼ一緒と考えてよさそうです。
以下のようなポイントに注意してワキガも、すそわきがもどちらもケアしましょう。
- 脂っこい食事や、乳製品を過剰に摂取しない
- ムダ毛はなるべく処理する
- 汗をかいたらマメにふく
- 雑菌繁殖を抑えるようなワキガ専用クリームでケアする
- 通気性の良い天然素材の下着や服を着用する
優しくケア
男性の強いにおいのすそわきがにも、デオドラントのアイテムなどのアイテムが効果的らしいです。
女性と比較すると、ニオイケアに対してあまり、気を使わない男性が少なくありません。面倒くさく感じずに、気楽にできる商品がいいのではないかなと思います。
男性に多い、わきの下のにおいが強く出るわきが、実は、このわきがという体質を持っている男性の多くが、同時にすそわきがでもあるという場合が多いというのをご存じでしょうか。
わきがとすそわきががにおいを発する汗腺や、そのメカニズムが同じということもあり、わきがであれば、同時にすそわきがでもあるという男性が圧倒的多数なのです。
この男性に非常に多いすそわきがの対策として、もっとも有効な対策は、やはりデオドラントのアイテムの使用だといえるでしょう。
デオドラントのアイテムには、においの原因となる汗に含まれる物質を抑制する働きがあり、わきが臭を強力に抑えることができます。
自分でできるにおい対策には、限界があります。デオドラント商品や除菌成分のあるシートなど、セルフケアと同時にわきが専用の商品を使うということを強くおススメします。
男性のわきがやすそわきがのにおいは、女性に比べるとかなり強いという場合が多いですから、すぐにでも始められる対策としても、デオドラントのアイテムが大変有効だといえます。
すそわきがの手術とは！？
わきが手術で思いつくのは、わきの下にメスを入れてアポクリン汗腺を除去してしまう方法ですが、陰部などの皮膚の薄いデリケートゾーンの手術は、切らない治療法が主流のようです。
内容的には、高周波の極細針などを使い陰部にあてるような流れです。
もちろん、痛みがないわけではないため、部分冷却や局部麻酔などをして痛みを軽減することも可能です。
ですが、陰部となると、恥ずかしさで気が乗らないという人も少なくありません。
さらに、こうした最先端の治療をためらう理由は保険適応外の手術のため、30万程度、または、それ以上の手術費用がかかるなど、コスト面での負担です。
また、皮膚トラブルの心配や、その後のアフターケアなどの有無などが懸念されて、いまいち踏み込めないという男性も多い事でしょう。
こうした、手術などの方法もありますが、大きなリスクを抱えなければならず、成功率もそれほど高くありません。自分の大切な体にメスを入れて、イチかバチかにかけるより、着実にすそわきがに効果のある手段を取る方が安全でもあり、確実でもあります。
また、男性のすそわきがは、常に手軽にケアできる方法でなければならないということもあり、デオドラントのアイテムを使う問う方法が最も有効かつ手軽で効果的なのです。
まとめ
自分のにおいが気になるという男性は多くいますが、中でもわきがであれば、すそわきがでもある可能性が高いですから、周囲にわきが臭で迷惑をかけてしまわないように、すぐにでもはじめられるわきが臭対策、デオドラントのアイテムを始めましょう。
自分でにおいがわかるようであれば、周囲はもっとにおいに気が付いていたり、くさいと感じていたり、迷惑をこうむっていると考えてよいでしょう。
男性であれば、特に、会社や旅行、会議など、大切な場面でにおいで失敗したり、人間関係がうまくいかなかったりということも無きにしも非ずです。
わきがはもちろん、すそわきがの強烈なにおいで、周りの人に迷惑をかけるのを回避するため、わきが専用のクリームを使うということは、社会人としてのマナーだともいえるのです。