肌トラブルというのは、皮膚に対して何らかの変化が生じている状態であると定義できるのです。その多くについては目に見える変化でして、発疹(ほっしん)もしくは皮疹(ひしん)などと呼ばれているのであり、種類がいくつかあるのです。こうした肌トラブルの発疹が身体のどこかの部分へ、どのようにして分布しているのかといった、その配列ですとか形、それからかゆみの有無などといった症状から、肌トラブルの発疹の種類としての病気が診断されるわけであります。肌トラブルの発疹の種類としてはさまざまな種類があるので、ここでご紹介しましょう。
斑(はん)→皮膚面よりは盛り上がらないものでして、色調からの変化が中心になる皮膚の状態であります。赤くなるもの、もしくは青くなるもの、それから白くなるものなどといったものがあります。また、紫色になるものについては紫斑(しはん)などと呼びます。丘疹(きゅうしん)→皮膚面よりかは、ほぼ半球状で盛り上がっているのです。だいたい直径が1センチメートルくらいまでのものを言います。結節(けっせつ)、腫瘤(しゅりゅう)、腫瘍(しゅよう)→これは丘疹での大きいものであると考えていいでありましょう。直径で1センチメートル以上くらいのものであります。
局面(きょくめん)→皮膚面よりかはほぼ平らで盛り上がっている皮膚病変であります。水泡(すいほう)→皮膚のなかで液体がたまっている状態のことであります。膿胞(のうほう)→黄色でにごっている物質、膿(うみ)がたまっている状態であります。びらん→皮膚の一部か、もしくはすべてが失われて、赤くただれている状態のことであります。潰瘍(かいよう)→皮膚の欠損は真皮にまで達している状態から跡が残ることであります。鱗屑(りんせつ)→角質は白くてふけのようにとなって目にも見えるものであります。か皮(かひ)→皮膚の表面に血液成分が固着したものでして、一般にいいます「かさぶた」のことであります。亀裂(きれつ)→皮膚が切れていて、割れ目などができている状態のことであります。